瓦の修復を完了しました。
法然寺跡は、至徳元年(1384)に建立されました。
地元黒田の言い伝えによると法然上人火葬後に一部のお骨を持ち帰り
法然上人の供養塔が建立されたと伝えられています。
法然上人生前中に一紙小消息「黒田の聖人へつかわす御文」があり
黒田の聖人に対する諸説あり高僧だとの説が有力視されています。
しかし、漢字では聖人と記されており、地元歴史を研究した方の説では、
道観長者ではないか?とも言われる方もおられます。
生前中に何らかの関わりがあり、法然上人のご遺体が火葬された折に
関わりがあった方により一部ご遺骨を持ち帰り供養塔を建立されたと推測されています。
お水取りで有名な2月堂のお水取りの松明は、道観長者の遺言により長年にわたり
名張市赤目の極楽寺より納められています。
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宝池山 法然寺供養塔
〒518-0734 三重県名張市黒田1997